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自己分析
40代独身・非正規社員のこれからの「キャリア」と「転職」について~厚生労働省の適職診断ツールを活用してみて。
これまでの人生は変えることができませんが、「これから」は変えられる可能性はゼロではありません。
40代前半としては、とても貧弱に思えるこれまでの職務経験ですが、給与水準を上げること、そのためには転職を含む、これからのキャリア形成を少し考えてみたいと思います。 私が【仕事】の悩み相談で活用しているのが、
厚生労働省が運営しております職業情報提供サイト(日本版O-NET)『jobtag』です。 この職業情報提供サイトは、約500の職業の解説や、その職業に求められる知識やスキルをデータで示すことで、職業情報を「見える化」し、求職者・転職者の職業選びの❝方向性❞を定めるサポートをしてくれるものです。
40代、正社員経験なし、私の理想とするこれからの「キャリア」~「キャリア・プランシート」に触れて分かりました「心の声」
今は40代ですが、このままではゆくゆくは生活が厳しくなる想定が見ている以上、
今のうちから、何かしらの行動を起こしたいものです。
以前目にしました国の「就職氷河期世代支援策」を思い返してみますと、
確か、全国のハローワークに「就職氷河期世代専門窓口」が設置されておりまして、
無料でキャリアコンサルティングが受けられたはずです。
厚生労働省のホームページに貼られておりました「キャリア・プランシート」を確認しましたところ、
記入事項としては、
①価値観、興味、関心事項等(大事にしたい価値観・興味関心を持っていることなど)
②強み(自分の強み、弱みを克服するために努力していることなど)
③将来取り組みたい仕事や働き方等(今後やってみたい仕事(職種)や働き方、仕事で達成したいこと)
④これから取り組むこと等(今後向上・習得すべき職業能力や、その方法など)
のようです。
私の「働く目的」は「生活」のためですが、それでは、「支える家族・人」を持たない独身の私が「生活する意義」はどこに求めれば良いのでしょう。
とある調査によりますと、
「あなたが働く目的は何ですか」の質問に対しまして、
「お金を得るため」が61.1%、
「生きがいをみつけるため」13.9%
「社会の一員として、務めを果たすため」12.1%、
「自分の才能や能力を発揮するため」7.2%、
といった回答になったそうです。 6割を超える方が、私と同じように「お金を得るため」に働いておられるようです。
確かに、私も一人暮らしを続けるためには、派遣社員が不本意だったとしても「お金を得るため」に働かなければなりませんでした。
大学を卒業して、社会人になって「働くこと」は「お金を得るため」でした。
多くの40代が「働く目的」は「お金を得るため」と捉えられている中で、
「社会の一員として、務めを果たすため」と、
「自分の才能や能力を発揮するため」と答えられている方も一定数おられることは、
今の私にとっては希望になります。
もし新卒者の時に正社員として雇用されて「いれば」、働く「仲間」たちと❝充実した❞「仕事」で「アイデンティティ」は獲得できたのでしょうか。
就職活動を始める前までに、例えば、
「私は、地元の『お祭り』のメンバーとして子供の頃から地域活動に積極的に参加している(人です)」といった自分を語れる「言葉」=アイデンティティ(自己同一性)を持っておりませんでした。
自分を語れる「言葉」=アイデンティティ(自己同一性)を持っておりませんでした。 だからこそ、大学を卒業して働き出した後は、
「仕事」を通じて「多くの仲間たちと、懸命に働いて、達成感と喜びを分かち合える人」、
というアイデンティティを求めていたのです。 ですが、現実は、就職活動に失敗して、
派遣社員の私に与えられた仕事は、一人でパソコンの前に座り、データを黙々と入力する仕事で、
「多くの仲間」もいなければ、
働くことでの「達成感」もなければ、「喜び」もありませんでした。
20代半ばのパートナーとのお別れ、その原因となった❝酷い❞私の心の底にあったもの。~取り柄のなかった私は「仕事」を通じて「アイデンティティ」を得たいと願っておりました。
私は社会人になってからずっと、思い描いておりました「社会人像」と、現実の派遣社員としての「私」との、乖離に悩まされてきました。思い描いておりました「社会人」は、
多少苦しくとも、同じ目標をともにする❝仲間❞とともに、
懸命に努力し、真摯に仕事と向き合い、
一つの目標をクリアできたところで❝仲間❞たちと喜びを共有し合う、
そして、次はより難しくも意義ある目標達成に向けて動き出す、
そのような「前向き」な「働き方」をしている社会人像を描いておりました。
私は一人暮らしを始めました「地縁」が存在しないこの地域で、
アイデンティティ(自己同一性)を見出すことを求められておりましたが、
私は、
私のアイデンティティは「仕事」を通じて見出したかったのだと思います。