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理想的な生活
「人生の意味」を芸術・アートに触れながら、ゆっくりと考えてみる、という時間の使い方。~『展覧会 岡本太郎』を❝お一人さま❞鑑賞~
さて、今回の❝お一人さま❞のイベントは、
東京都美術館で開催されています『展覧会 岡本太郎』を鑑賞することに。
岡本太郎といえば、
1970年に大阪で開催されました「日本万国博覧会」において、人間の尊厳と無限の進歩、発展を表現した高さ70メートルもの大きさの作品、「太陽の塔」の作者として有名です。 「太陽の塔」は1970年の大阪万博のために創られ、万博閉幕後は「太陽の塔」の外観のみが観れる状態でしたが、「太陽の塔内部再生」事業によって、2018年に「生命の樹」や「地底の太陽」などを復元した上で、一般公開されているようです。
私もいつか「太陽の塔」の内部を観たいと思っています。
「情けは人のためならず」=援助することで、私が「救われ」ていました。カウンセリング・相談を引き受けることで「誰かの役に立つ人生」が揺るがぬ信念に。
あくまで「自分のため」のために、自分の過去と向き合うことから❝逃げたい❞と思う気持ちを抑えるために始めたこのホームページでしたが、私と同じような「孤独」と働くことへ「虚無感」を抱える方々からメッセージを頂くようになり、メールでのやり取りが「カウンセリング」のような効果があったと告げられ、現在のチャット・メール相談に繋がっていきました。 ナラティブ・アプローチを用いた「【孤独】と虚しさを癒すカウンセリング・相談」を本格的に始めたことで、ようやく、
自分の「生きる意味」「働く意味」は「誰かの役に立つこと」にある、
を心からの声とすることが出来てきました。 おかげさまで、多くの方々からカウンセリング・ご相談のお申込みを頂けるところまで来ることができました。
そして、ご相談頂ける方々がおられたからこそ、
私の「生きる意味」「働く意味」を見い出すことが出来たのです。
40代独身、私の人生の午前から午後への移行期=「中年期の危機」について~ユングのライフサイクル論になぞらえて。
カール・グスタフ・ユング(1875‐1961)はスイスの精神科医で心理学者です。
日本では「ユング心理学」分析心理学、夢分析の主唱者として有名な方であり、カウンセリングの世界では必ず一度は学ぶアプローチ方法です。 ユングは、人の人生の経過を4つの段階に分けて捉える「ライフサイクル論」を著しました。
この「ライフサイクル論」の4つの段階とは、
「少年期」、「青年前期」、「中年期」、「老人期」であるとした上で、
人生の中で問題となる時期は「青年前期」と「中年期」であり、
この「中年期の転換期」こそが❝人生最大の危機である❞、
ことを示しました。
私はカウンセリングを学ぶ中で、このユングとレヴィンソンの「ライフサイクル論」に触れ、
理論で明らかにされた「危機」と、私自身に起きていた「危機」とは異なるように感じました。
40代独身の愉しい休日~名作アニメ映画になぞらえて、森美術館、国立新美術館を鑑賞
私は40代独身で友だちもおりません。休日に誰からも何も誘われることがありません。
それでも、人生を意義深く愉しく過ごすために、自ら❝お一人さま❞の楽しい❝遠足❞を企画して、意識的に外に出掛けるようにしています。 今回の❝遠足❞は、2016年に公開されましたアニメ映画『君の名は。』になぞらえて、
主人公とアルバイト先の先輩が訪れていました、
六本木ヒルズと国立新美術館を❝巡礼❞する企画を立ててみました。 『君の名は。』は2016年8月に新海誠監督のアニメ名画で、日本の歴代興行収入ランキング5位の大ヒット作品です。
『君の名は。』が公開された時は、私は30代で、土日はずっと家にひきこもる生活をしておりましたので、映画館で作品を観ることはなく、公開から約1年半後の2018年1月にテレビ放送された際に、家で見ました。
「さすが大ヒット作!」と面白さに、感動したことを今でも覚えています。
40代独身、私の「孤独との向き合い方」
私の「孤独との向き合い方」の一つは、
自分の「過去」としっかりと向き合い、「物語」として書き出すことです。 30代の「ひきこもり」時代は、自分がなぜこのように孤立して、孤独な生活をしているのか、
を冷静に見ることができませんでした。
頭の中は「なぜ私だけ…」という❝被害者❞的な思いだけが駆け巡り、
「なぜ孤立してしまったのか」、
「なぜ孤独な生活に至ってしまったのか」、
といった「現状分析」をすることまで至りませんでした。 40代で「カウンセリング」とカウンセリング技能の一つナラティブ・アプローチに出会ってからは、
ナラティブ・アプローチに則して、
自分自身の「過去」の想いや経験を「物語」として書き出すことを始めてみました。 頭の中で❝ぐるぐる❞と駆け巡っていた様々な「気持ち」を何度も、何度も、
「物語」として書き出すことで、
今、孤独で寂しい生活を送っている「理由」と「向き合う」ことができるようなってきました。
誰からも、何も期待されない孤独を経験した私が「カウンセラー」として「あなたのために」尽くす活動をはじめるまで。
「カウンセラー」の学びは「自分のため」に始めました。
また、このサイトを開設し、自分の「過去」を綴り始めたのも「自分のため」でした。 私自身の「過去」と向き合い、現在と「これから」のための「物語」をサイトで綴っていたところ、
1通のメールを頂戴しました。
メールの送り主は、私と同じく孤独に苛まれていた方でした。 メールには、「たまたま目にしたサイトで、私と同じように孤独に苛まれながらも、何とか『前向き』に生きようとしている❝メッセージ❞に、私も自分の過去としっかりと向き合わなければならないと思いました。
自分の過去と向き合うことは辛いことでしたが、辛い気持ちになった時には、あなたのサイトを訪れては、(自分の過去と向き合う)勇気をもらいました。
あなたの『おかげで』私も何とか自分の過去を整理することができました。
ありがとうございます。
感謝の気持ちを込めて、勝手ながらメールをさせて頂きました」と記されていました。
まずは❝可哀想❞な自分を「癒す」ことが目的で「カウンセリング」を学び、「ナラティブ・アプローチ」を実践し続けたことが「カウンセラー」の活動を始めるきっかけに。
「とにかく前向き」な気持ちでパソコンの画面を見ておりますと、
以前は全く視界に入らなかったモノも見えてきました。
ディスプレイの端に表示されておりました「産業カウンセラー養成講座」募集の案内です。私が「産業カウンセラー」に関心を頂いたきっかけは、
「私が」カウンセリングを施してあげたい、といった考えからではなく、
「カウンセリング」を学び、「自分の心の整理をしたい」ということからでした。 カウンセリングを施す知識や技術を学び、
自分の孤独感や無気力感の「原因」を整理して、
より「前向きに」生きるための支えの一つとしたいと思いました。 「産業カウンセラー」として活動する、という気持ちは当初はまったくありませんでした。
とにかくカウンセリングの知識や技術を「自分のために使う」「使ってあげる」ことだけを考えて、
「産業カウンセラー養成講座」を10カ月間受講することにしました。
40代独身❝お一人さま❞の愉しい休日~角川武蔵野ミュージアム「ファン・ゴッホ」360度デジタル劇場を鑑賞
40代独身の私は休日に❝お一人さま❞で出かけ、楽しい一日を過ごすことを心掛けています。
40代の私が一人で出かける行先は、歴史的で、文化的で、知的な場所です。 一人の人生を自由に楽しむ、と心に決めましたものの、
20代の頃のように「ただただ」楽しいテーマパークを訪れて、思いっきりはしゃぐ…という楽しみ方は今の私には難しく、
40代が一人で訪れても情景に溶け込めるような場所を選んでおります。 誰も私が休日にどこで、何をしておりましても気にも留めないと思ってはおりますが、
私としては、
「あの方は独身ですが、知的で、文化的な生き方をされており、充実している人生に見えます」、
と思われたい気持ちがどこかにあるのです。雨の一日のスタート、そして昼過ぎにはすっきりとした青空が広がりました。 「よし、出掛けよう」 行先は、既に下調べをしておきました、
角川武蔵野ミュージアムで開催されております「ファン・ゴッホ—僕には世界がこう見える—」展です。
私がコラムを綴る理由 ~誰からも期待されない孤独な生活の中で「誰かの役に立つ」ことを想像して。
私は自らの孤独な生活と仕事について綴っています。 コラムに自らの孤独で寂しい生活を綴る理由は、
「誰かの役に立ちたい」と思うからです。私はこのコラムを書くことで、
本当は振り返ることが苦しくなるような過去を整理して、
自分の人生を正面から受け止めようとしています。 そして、
もし私と同じく孤独な生活を送られている方が、
自分❝だけ❞が孤独ではないことを共感頂き、
ほんの少しでも「自分以外にも孤独に苛まれている人がいる」と、
一瞬でも❝ほっと❞した気持ちになって頂けるのであれば、
私が望む「誰かの役に立つ」ことが叶えられる、と思うのです。
「独身はメリット多い」に孤独な私が思うこと ~たとえ「自由」を失っても、「誰かのために」生活をしたいと思いますが…。
40代で独身の私の生活や仕事をコラムにして綴っておりますと、他の方が書かれた「独身」というキーワードが入っております記事には自然と目がいきます。 最近気になりました記事のタイトルは「独身はメリットが多い!」でした。 なるほど、「独身はメリットが多い」と考えられている方もおられるのですね、
とまずは素直に受け止めてみました。
「独身はメリットが多い」の「メリット」の中身について、国立社会保障・人口問題研究所が独身者を対象に調査をしています。 まずは「独身生活にメリット(利点)がある」と考えている独身者(未婚者)は、
「メリット(利点)があると思う」女性88.7%、男性83.5%、
「メリット(利点)はないと思う」女性9.5%、男性13.8%、
と8割以上の独身者が、独身生活にメリットがある、と考えられているようです。