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転職
40代独身・非正規社員のこれからの「キャリア」と「転職」について~厚生労働省の適職診断ツールを活用してみて。
これまでの人生は変えることができませんが、「これから」は変えられる可能性はゼロではありません。
40代前半としては、とても貧弱に思えるこれまでの職務経験ですが、給与水準を上げること、そのためには転職を含む、これからのキャリア形成を少し考えてみたいと思います。 私が【仕事】の悩み相談で活用しているのが、
厚生労働省が運営しております職業情報提供サイト(日本版O-NET)『jobtag』です。 この職業情報提供サイトは、約500の職業の解説や、その職業に求められる知識やスキルをデータで示すことで、職業情報を「見える化」し、求職者・転職者の職業選びの❝方向性❞を定めるサポートをしてくれるものです。
カウンセラーの「仕事」を始めたことで「働く意義」と「生きる意義」を知りました。~40代独身の私が「何のために働くのか」の一端に触れた瞬間
「カウンセラー」としての「仕事」をはじめるきっかけは偶然でしたが、
「自分で」決めました。
また、これまで得た知識と技術と経験をすべて出し切って、クライエントの悩みに寄り添う「カウンセリング」という仕事内容を私自身が定めました。
そして、「カウンセリング」という仕事を通じて、クライエントから直接感謝の気持ちを頂戴します。 私はカウンセラーの仕事を始めたことで、はじめて「働きがい」や「仕事のたのしさ」を知りました。
「人の役に立てる」ことが、こんなにも人生に「意義」を与えてくれるものだと知りました。
「人の役に立った」実感が、こんなにも人生を「価値あるもの」と確証させてくれるものだと知りました。
「あなたほど、孤独の辛さを実体験として知る『カウンセラー』はそう多くはないでしょう」 私は言葉に導かれ、そして救われました。
40代、正社員経験なし、私の理想とするこれからの「キャリア」~「キャリア・プランシート」に触れて分かりました「心の声」
今は40代ですが、このままではゆくゆくは生活が厳しくなる想定が見ている以上、
今のうちから、何かしらの行動を起こしたいものです。
以前目にしました国の「就職氷河期世代支援策」を思い返してみますと、
確か、全国のハローワークに「就職氷河期世代専門窓口」が設置されておりまして、
無料でキャリアコンサルティングが受けられたはずです。
厚生労働省のホームページに貼られておりました「キャリア・プランシート」を確認しましたところ、
記入事項としては、
①価値観、興味、関心事項等(大事にしたい価値観・興味関心を持っていることなど)
②強み(自分の強み、弱みを克服するために努力していることなど)
③将来取り組みたい仕事や働き方等(今後やってみたい仕事(職種)や働き方、仕事で達成したいこと)
④これから取り組むこと等(今後向上・習得すべき職業能力や、その方法など)
のようです。
「石の上にも3年」=「入社したら3年は働くべき」と昔はいわれましたが…。私は主体的に動くべきでした。
私が就職活動をしていた頃は「石の上にも3年」、つまり「一度入社したら、その会社で3年は働くべき」とよく聞かされておりました。 「入社したら、3年は働くべき」との教えは、
日本の特徴的な雇用慣行であります、学校を卒業して直ぐに新卒者として雇用し、まずは簡単な仕事から担わせ、並行して人材教育プログラムを受けさせて、徐々に難しい仕事に挑戦させていくことで、会社内のさまざまな部署のさまざまな仕事を担うことのできる「総合職」を育成するモデルから、導き出されたものと思われます。 日本の特徴的な雇用慣行も随分と変化してきておりますが、私が就職活動をしておりました2000年代前半は、新卒者の一括採用、長期勤続を前提としました業務分担と人材教育プログラムは❝現役❞の人事制度として、多くの企業が採り入れておりました。
デジタル革命の余波を受け「これまで行っていた仕事」が数年以内に確実に「なくなる」将来に、大きな不安を抱える独身40代の「備え」。
私は派遣社員だったとても長い期間、基本的にはずっと同じ❝簡単❞な仕事をこなしておりました。
学校を卒業して、とくに社会人としての教育プログラムを受けていない私が初めの1~2週間で覚えた仕事を、その後の十数年間に亘って、同じ給与水準でずっとやり続けるとは、想像しておりませんでした。 もっと難しい仕事に挑戦したいと思っても、私に割り当てられる仕事は、派遣社員の内はずっと変わることはありませんでした。
社会人をスタートさせてからずっと変わらず❝簡単な❞仕事ばかり続けたこともあり、他の仕事、他の会社に移ろうとしても、「本当に私に他の仕事が務まるのでしょうか…」という思いがちらつき、実際に踏み出す勇気が出ませんでした。6カ月契約という短い期間の雇用ではなくなりましたが、
仕事内容は相変わらず❝簡単❞な業務を任されるだけの人材のままで、
40代となり、これまでの職業経験の浅さに大きな不安を感じます。
私にとっての「ガラスの天井」
2016年11月、アメリカ大統領選挙でトランプ氏に敗れたヒラリー・クリントンさんがスピーチで語っていた言葉を今でも鮮明に覚えています。ヒラリー・クリントンさんが大統領選挙の敗北宣言で語られたglass ceiling=「ガラスの天井」は、目には見えないのですがそれを阻む天井がある、という比喩表現です。ヒラリーさんがここで使われた「ガラスの天井」が阻んだものは、女性の社会進出、女性が大統領になることでした。