孤独な人生の虚しさとわずかな希望を綴る部屋

孤独の辛さと虚しさを独り抱えるすべての人のために。

SNSでは仲間や家族に囲まれ、美味しい料理を堪能する姿や多くの人で賑わうテーマパークでの愉しいひと時や美しい景色に感動する模様で溢れています。
輝かしく豊かな人生を謳歌する人々の一方で、ひとり孤独でやり場のない人生の虚しさと辛さを抱え続けている人もいます。
他人の人生の愉しみばかりが目につき易い時代、孤独の辛さと虚しさを分かち合うことで、『それでも』生きなければならない人生にわずかな希望を灯そうともがく姿を綴ります。

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40代独身・非正規社員のこれからの「キャリア」と「転職」について~厚生労働省の適職診断ツールを活用してみて。

これまでの人生は変えることができませんが、「これから」は変えられる可能性はゼロではありません。 40代前半としては、とても貧弱に思えるこれまでの職務経験ですが、給与水準を上げること、そのためには転職を含む、これからのキャリア形成を少し考えてみたいと思います。 私が【仕事】の悩み相談で活用しているのが、 厚生労働省が運営しております職業情報提供サイト(日本版O-NET)『jobtag』です。 この職業情報提供サイトは、約500の職業の解説や、その職業に求められる知識やスキルをデータで示すことで、職業情報を「見える化」し、求職者・転職者の職業選びの❝方向性❞を定めるサポートをしてくれるものです。

「独身おじさん友だちいない問題」、40代で「友だち」はできなくとも、せめて「仲間」と呼べる存在は欲しいもの。

社会人なってからの人間関係においては、 「友人」というよりも、むしろ、 「仲間」と呼ぶことがふさわしい密度の濃い人間関係を築いていくものなのかもしれません。 同期入社の「仲間」、 仕事をともにした「仲間」、 子どもと同じ世代の子育て「仲間」、 趣味の「仲間」など、 社会人になった後は「友人」というよりは、 「仲間」と呼ぶ人間関係が広がっていくのでしょう。 私は40代独身で「友だち」はいません。 そして、最近まで「仲間」と呼べる方々もいませんでした。 大学を卒業して直ぐ非正規の派遣社員として働き出した私には、 「同期」もおらず、「先輩」との関係は短期間で終わる希薄なもので、 派遣元の「上司」は職場におらず、 他社の社員とは仕事上関わるはなく、 社会人になった後は、ほとんど誰とも人間関係を築くことはありませんでした。

40代、正社員経験なし、私の理想とするこれからの「キャリア」~「キャリア・プランシート」に触れて分かりました「心の声」

今は40代ですが、このままではゆくゆくは生活が厳しくなる想定が見ている以上、 今のうちから、何かしらの行動を起こしたいものです。 以前目にしました国の「就職氷河期世代支援策」を思い返してみますと、 確か、全国のハローワークに「就職氷河期世代専門窓口」が設置されておりまして、 無料でキャリアコンサルティングが受けられたはずです。 厚生労働省のホームページに貼られておりました「キャリア・プランシート」を確認しましたところ、 記入事項としては、 ①価値観、興味、関心事項等(大事にしたい価値観・興味関心を持っていることなど) ②強み(自分の強み、弱みを克服するために努力していることなど) ③将来取り組みたい仕事や働き方等(今後やってみたい仕事(職種)や働き方、仕事で達成したいこと) ④これから取り組むこと等(今後向上・習得すべき職業能力や、その方法など) のようです。

仕事の「モチベーションが上がる」心理学的解説を聞いて私が思うこと。 ~心理学は大切ですが、心理学だけでは変えられない現実も。

私は「生活するため」に「働いている」と捉えております「仕事」ですが、 やはり同世代の40代の方の中には、 「仕事」を「生きがい」とされておられる方もいるようです。 「仕事」が「生きがい」と捉えられている方は、 「仕事」は「生活をするため」というよりも、 「仕事」そのものが意義深く「楽しい」もののようです。 「仕事」そのものが「楽しい」と思われている方の「モチベーション」について解説されておりました心理学者のお話では、 仕事で「モチベーション」が上がるという状況は、 ①自ら目標を設定し、 ②その目標を達しする手段を自ら決めて、 ③実際に行動し、 ④自らの力で目標を達成し、 ⑤目標を達成したことを適切に評価される、 ことで「モチベーション」が上がるそうです。 心理学者の方の解説で強調されておりましたのが、 「モチベーション」を向上、維持させるのに重要なものは、 「自律性」とのことでした。

私の「働く目的」は「生活」のためですが、それでは、「支える家族・人」を持たない独身の私が「生活する意義」はどこに求めれば良いのでしょう。

とある調査によりますと、 「あなたが働く目的は何ですか」の質問に対しまして、 「お金を得るため」が61.1%、 「生きがいをみつけるため」13.9% 「社会の一員として、務めを果たすため」12.1%、 「自分の才能や能力を発揮するため」7.2%、 といった回答になったそうです。 6割を超える方が、私と同じように「お金を得るため」に働いておられるようです。 確かに、私も一人暮らしを続けるためには、派遣社員が不本意だったとしても「お金を得るため」に働かなければなりませんでした。 大学を卒業して、社会人になって「働くこと」は「お金を得るため」でした。 多くの40代が「働く目的」は「お金を得るため」と捉えられている中で、 「社会の一員として、務めを果たすため」と、 「自分の才能や能力を発揮するため」と答えられている方も一定数おられることは、 今の私にとっては希望になります。

もし新卒者の時に正社員として雇用されて「いれば」、働く「仲間」たちと❝充実した❞「仕事」で「アイデンティティ」は獲得できたのでしょうか。

就職活動を始める前までに、例えば、 「私は、地元の『お祭り』のメンバーとして子供の頃から地域活動に積極的に参加している(人です)」といった自分を語れる「言葉」=アイデンティティ(自己同一性)を持っておりませんでした。 自分を語れる「言葉」=アイデンティティ(自己同一性)を持っておりませんでした。 だからこそ、大学を卒業して働き出した後は、 「仕事」を通じて「多くの仲間たちと、懸命に働いて、達成感と喜びを分かち合える人」、 というアイデンティティを求めていたのです。 ですが、現実は、就職活動に失敗して、 派遣社員の私に与えられた仕事は、一人でパソコンの前に座り、データを黙々と入力する仕事で、 「多くの仲間」もいなければ、 働くことでの「達成感」もなければ、「喜び」もありませんでした。

20代半ばのパートナーとのお別れ、その原因となった❝酷い❞私の心の底にあったもの。~取り柄のなかった私は「仕事」を通じて「アイデンティティ」を得たいと願っておりました。

私は社会人になってからずっと、思い描いておりました「社会人像」と、現実の派遣社員としての「私」との、乖離に悩まされてきました。思い描いておりました「社会人」は、 多少苦しくとも、同じ目標をともにする❝仲間❞とともに、 懸命に努力し、真摯に仕事と向き合い、 一つの目標をクリアできたところで❝仲間❞たちと喜びを共有し合う、 そして、次はより難しくも意義ある目標達成に向けて動き出す、 そのような「前向き」な「働き方」をしている社会人像を描いておりました。 私は一人暮らしを始めました「地縁」が存在しないこの地域で、 アイデンティティ(自己同一性)を見出すことを求められておりましたが、 私は、 私のアイデンティティは「仕事」を通じて見出したかったのだと思います。

40代の私に「転職」を迫る「お金」と「デジタル化」の問題~データから見る40代の転職事情

職業の分類としては「一般事務員」になると思われます。 勤め先は、社歴も長く❝保守的❞な会社だと私は思っています。 それでも、ここ数年はIT化・デジタル化の流れは、着実に私の仕事にも迫ってきていることを感じます。 新卒派遣社員になって以来、ずっと同じようなルーティーンワークを行ってきましたが、さすがに今の仕事は、あと数年でデジタル化され、私のルーティーンワークはなくなってしまう気がしています。 2015年に発表されました研究によりますと、 (2015年から起算して)あと10~20年後には、日本の労働人口の49%が人工知能やロボットに(技術的には)置き換えられる可能性があるようです。 2015年発表の研究結果ですので、もうすぐ10年になります。 確かに2022年の現在でも、既に人口知能やロボットに「置き換え」が始まっているように実感します。 薄々気がついてはおりましたが、 「置き換え」は、「必ずしも特別の知識・スキルが求められない職業」に加えて、「データの分析や秩序的・体系的操作が求められる職業」についても、人工知能が代替できる可能性が高いそうです。

同じ仕事を続けている間は、いつまでも賃金が上がることのない限定社員の私、「老後の資金」枯渇を回避するためにやるべきことを考えます。

長期雇用を前提として、さまざまな教育訓練を受けさせ、その時点の職務遂行能力に応じて、難易度の異なるさまざまな業務に挑戦させる見返りとして、賃金が上がっていく人事制度(=職能給)ではありませんでした。 私の場合は、決められた業務を、決められた賃金水準で行う、「職務給」で働いておりました。 雇用形態が派遣社員でありました私は、 新入社員でも行える程度の「職務」を1時間当たり1,200円で行うという労働契約のまま、 40代まで続けてしまった、といえます。 これは自分で選んだことでもあります。 「職務給」がベースの派遣契約のままでは、同じ仕事=同じ職務を行っている内は、賃金が上がらないことは理解しておりました。 私が置かれておりました雇用ルール、賃金ルール、業務・仕事に関するルール、すべて理解した上で、私が「動かなかった」「行動を起こさなかった」、つまり自分で選択した、ということなのです。

「石の上にも3年」=「入社したら3年は働くべき」と昔はいわれましたが…。私は主体的に動くべきでした。

私が就職活動をしていた頃は「石の上にも3年」、つまり「一度入社したら、その会社で3年は働くべき」とよく聞かされておりました。 「入社したら、3年は働くべき」との教えは、 日本の特徴的な雇用慣行であります、学校を卒業して直ぐに新卒者として雇用し、まずは簡単な仕事から担わせ、並行して人材教育プログラムを受けさせて、徐々に難しい仕事に挑戦させていくことで、会社内のさまざまな部署のさまざまな仕事を担うことのできる「総合職」を育成するモデルから、導き出されたものと思われます。 日本の特徴的な雇用慣行も随分と変化してきておりますが、私が就職活動をしておりました2000年代前半は、新卒者の一括採用、長期勤続を前提としました業務分担と人材教育プログラムは❝現役❞の人事制度として、多くの企業が採り入れておりました。

デジタル革命の余波を受け「これまで行っていた仕事」が数年以内に確実に「なくなる」将来に、大きな不安を抱える独身40代の「備え」。

私は派遣社員だったとても長い期間、基本的にはずっと同じ❝簡単❞な仕事をこなしておりました。 学校を卒業して、とくに社会人としての教育プログラムを受けていない私が初めの1~2週間で覚えた仕事を、その後の十数年間に亘って、同じ給与水準でずっとやり続けるとは、想像しておりませんでした。 もっと難しい仕事に挑戦したいと思っても、私に割り当てられる仕事は、派遣社員の内はずっと変わることはありませんでした。 社会人をスタートさせてからずっと変わらず❝簡単な❞仕事ばかり続けたこともあり、他の仕事、他の会社に移ろうとしても、「本当に私に他の仕事が務まるのでしょうか…」という思いがちらつき、実際に踏み出す勇気が出ませんでした。6カ月契約という短い期間の雇用ではなくなりましたが、 仕事内容は相変わらず❝簡単❞な業務を任されるだけの人材のままで、 40代となり、これまでの職業経験の浅さに大きな不安を感じます。

独身40代「いま」の私は「今の給与」で足りてますが、「いつまでも」会社に「将来」をゆだねて良いものかと悩むことも。

派遣社員の私に提示された労働条件は、 時給約1,200円、 6カ月の雇用契約<但し、契約延長の場合あり。契約延長の場合は、契約終了の1ヵ月前までに協議する>、 でした。 6カ月契約<但し、契約延長の場合あり。契約延長の場合は、契約終了の1ヵ月前までに協議する>とは、 もし派遣先の「会社が」6カ月の契約が終了した後も、私という労働力を必要とする場合、 「私に」契約延長を「申し出る」、という雇用契約です。 「協議する」とはなっていますが、私の派遣契約では、 「私が」6カ月後に契約を延長したいと思っても、 「私から」契約延長を「申し出る」ことは基本できません。 派遣先の「会社が」私という労働力を必要とされることによって、 6カ月契約が終了した後に、契約を延長するかどうかの「協議」の場がセッティングされるのです。

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