私にとって大切に思う人間関係の繋がりは…。
とある調査によれば、
「あなたにとって大切と思う人間関係の繋がりは」の質問に対して、
40代女性の答えは、
「家族」99.3%、
「親戚」61.7%、
「地域の人」53.2%、
「学校・出身校の友人」53.2%
「仕事の仲間・上司・部下」51.1%、
「趣味の友人」32.6%、
となったそうです。
私の「大切に思う人間関係の繋がりは」に対する回答としては、
「家族」は独身なのでおりません。
「親戚」も大切に思う程親しい方はおりません。
「地域の人」とはアパートで一人暮らしなので接点がありません。
「学校・出身校の友人」とは私の強い嫉妬心が原因でほとんど疎遠となってしまいました。
「仕事の仲間・上司・部下」は非正規社員の私にははじめから(仲間は)おりません。
「趣味の友人」は特定の趣味を持たない私にはおりません。
というように、
同世代が持っております大切な「繋がり」を、私は一つも持っておりません。
正確には、私に大きな問題があり「繋がり」を「失って」しまいました。
(詳しくはここに書かせて頂きました。「『独身おじさん友だちいない問題』、私は友だちの『幸せ』を素直に喜んであげられなかったことで『友だちがいなく』なりました」)
なかなか受け止め難い事実ではありますが、
今では、孤独な現実としっかりと向き合えるようになりました。
「それでもなお」幸せになりたい、と願うからです。
「大切と思う人間関係の繋がり」の中で、
「家族」は…これから築くのはとてもハードルが高そうです。
「親戚」は…40年以上疎遠でこれから急に「付き合い」を始める「理由」が希薄なため、これから関係性を高めるのは難しそうです。
「地域の人」は…特定の「目的」を持った集まりになら、これからでも参加できそうです。例えば、地域の清掃活動といった「地域のため」の「目的」が明確な集まりになら、40代からでも参加できそうです。
「学校・出身校の友だち」は…私の他人を羨む気持ちから勝手に距離を置いてしまった友だちとの関係を取り戻すのは…、とても難しそうです。
「仕事の仲間・上司・部下」は…非正規社員の私には、正社員だけの「メンバーシップ」に入ることはできません。
「趣味の友人」は…これからの私の行動しだいで叶えられそうです。
少し整理してみましたところ、
40代独身の私がこれから人との❝繋がり❞を持てそうな「場所」は、
「地域社会を良くするために」といった「同じ目的」を共有できる「地域の人々」、もしくは、
同じ「趣味」を共有する「趣味の友人」、
の2つの「場所」が候補にあげられそうです。
「それでもなお」前を向いて。
20年以上同じアパートに住んでいながら、隣の方もほとんど知らない私ですが、
きっと努力次第で「地域のために」という「同じ目的」を共有する「地域の方々」とは、
何とか関係を築けるのではないか…と思います…。
どのように「地域の方々」と同じ目的を共有する「活動」を見つけたら良いのか…、今は分かりませんが。
億劫でも「前向き」に、と自分に言い聞かせます。
こう考えますと、孤立から一歩でも抜け出すには、
同じ趣味を共有する「趣味の友人」が最も現実的な気がします。
ただし私の場合には、趣味に使えるお金に余裕があまりない、という難しい問題はありますが。
それでも、お金があまり掛からず、40代の独身者でもはじめられる趣味を探すことは、有意義だと感じます。
同世代の40代の方々がお持ちの「趣味・娯楽」は
私と同じ40代がどのような趣味をお持ちなのか、少し見てみたいと思います。
とある調査によれば、
40~44歳の方で、1年間の内で1日でも行った「趣味・娯楽」を尋ねたところ、
「スマートフォンによる音楽鑑賞」62.1%、
「映画館以外のでの映画鑑賞」61.4%、
「パソコンゲーム」49.9%、
「遊園地、動植物園、水族館などの見学」46.1%、
「映画館での映画鑑賞」45.0%、
「読書」41.9%、
「写真の撮影」33.7%、
「カラオケ」30.6%、
「スポーツ観覧」28.5%、
といった「趣味・娯楽」が多くの方々に好まれているようです。
ですが、「音楽鑑賞」も「映画鑑賞」も一人で行う「趣味・娯楽」です。
「趣味の友人」ができそうな複数人で行う「趣味・娯楽」を見てみますと、
「キャンプ」11.9%、
「楽器の演奏」10.5%、
「将棋」4.3%、
「邦楽」2.2%、
「コーラス・声楽」1.4%、
「茶道」1.1%、
「洋舞・社交ダンス」0.8%、
「邦舞・おどり」0.6%、
といった状況のようです。
40代になりますと、複数人で行う「趣味・娯楽」は多くの方が嗜まれているとは言えないようです。
同世代の方が嗜まれている「趣味・娯楽」の中で、
私にはじめられそうな趣味は……少し考えてしまいます。
同じく同世代の「スポーツ」は
また、同じように40~44歳の方々の「スポーツ」についても見てみますと、
「ウォーキング・軽い体操」39.5%、
「器具を使ったトレーニング」15.8%、
「水泳」15.6%、
「ボウリング」15.5%、
「ジョギング・マラソン」12.9%、
「つり」11.9%、
「登山・ハイキング」10.7%、
「サイクリング」11.0%、
と、40代の方でスポーツをされておられる方はあまり多くはないことが分かりました。
多くの方が行われている「ウォーキング」や「器具を使ったトレーニング」は、やはり一人で行うものです。
「趣味の友人」の点からは、「ボウリング」や「つり」「登山・ハイキング」などが良いのかもしれません。
「趣味・娯楽」「スポーツ」につきましては、
「お金」とも相談しながら、考えていきたいと思います。
【文中の参考・引用文献】
・「家族と地域における子育てに関する意識調査」内閣府政府統括官(2014)
・「平成28年社会生活基本調査 生活行動に関する結果」総務省(2017)